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アナログ技術の将来性

プロの技術者として生きる

1990年代のバブル全盛期、日本はITブームに沸いていました。

当時、私(社長)は大学の情報系学部で最先端のITを学んでいました。
Windowsやインターネットが生まれ、ITに強い人間、特に幅広いIT技術に精通した情報ゼネラリストが、これからの日本をけん引すると言われていた時代です。

確かに、ITによって、企業の業務効率は飛躍的に向上しました。そして、モノづくりにおいても、多くの企業が機械化(自動化)によって効率化の図れる仕事にシフトしていきました。

その結果、何が起こったか?

「機械化のできない仕事=職人仕事」のできる会社(人)が、どんどん少なくなっています。

本当の職人技術を身に付けた時、あなたの技術は社会からも必要とされるものとなり、あなた自身の市場価値も一気に高まります。

当社で身に付けられる技術は、アルバイトや派遣社員では、決して代わりのきく技術ではありません。これからは職人(プロフェッショナル)の時代が来ます。多くの人や会社が、経験と勘が頼りの「アナログ仕事」の重要性を忘れ去っていたのです。

自らの技術で、原材料を加工して、
カタチあるものを作る達成感をぜひ味わってください。

そして、もう一つ、多くの人が忘れ去っていた大切な事があります。
そっちのほうが、皆さんにとって、大切な事かも知れません。後ほど、私の紹介を兼ねてお話ししたいと思います。

当社は大型筐体(きょうたい)の製造を行っております。

筐体とは電気設備などを収納するための入れ物・箱の事を言います。デスクトップパソコン本体のケースも筐体です。
 
大きなものだと、スーパーや工場などの建物の隣に配電盤があると思います。この配電盤の箱も筐体といいます。
 
当社の取引先は日本を代表する大手電機メーカーです。主に、工場や大型施設の電機設備(配電盤など)用として使われるものです。
 
電気は私たちの生活になくてはならないものですね。当社の筐体は、大型の施設のほか、都市交通や電気水道ガスのライフラインなどを支える電力設備として使われています。もちろん海外向けも多く手がけております。

当社の特徴・・・大型筐体に特化

一言に筐体(箱)といっても、デスクトップパソコンくらいの小さなものから、大きなものになると、プレハブ小屋よりも大きな筐体もあります。
 
小さな筐体は機械加工が簡単です。なので、どんどん機械化ができます。
機械で作れるということは、機械があれば誰でも作れますね。もちろん、海外でも作れるようになります。つまり、待っているのは価格競争です。
 
逆に大きな筐体は、材料が大きくて機械に入らなかったりして、機械だけでは行えない作業が増えます。また、大型の筐体は特注仕様がほとんどです。量産が難しく、人の手間がかかる仕事なのです。
 
同業他社が、効率化・量産化(スケールメリット)を求めて機械化を進めていた中、
 
当社は人の手が必要となる大型筐体の製造技術(職人技術)を継承し続けてまいりました。
 
その結果、今では数少ない大型筐体の製造技術・設備を持った会社となりました。
 
  • 当社は従業員35人の小さな会社です。
  • 当社は兵庫県でも最も過疎の町に位置します。
  • 電車も走っていません。周りは山しか見えません。
 
そんな悪条件にもかかわらず、
日本を代表する大手電機メーカーが主要取引先の会社に成長することができました。
 
国内経済の縮小に伴い、大型筐体の需要は減っていますが、それ以上に供給できる会社が減ってきているというのが、この業界の実情です。

社長について

大学在学中はバイクツーリングが趣味で、野宿で日本一周をするほどバイク好きでした。大学卒業後はシステムエンジニア、スーパー銭湯の店長などを経て、平成19年に当社に入社。平成21年に社長に就任しました。私のこれまでの職歴経験と製造業は全く畑が違いました。しかし、その反面、製造業を全く違う視点から見ることができました。
 
営業や納品で多くの会社に行き、製造業の方々と接する機会を通して、気づいたことがあります。
 
最近の日本で忘れ去られたもう一つの大切なこと・・・
それは、「人の心」です。
 
日本の製造業は、効率や合理化を追求するあまり、
「社員の心」が置き去りになってしまっていたのです。
 
経済のグローバル化や国際競争力の名のもと、大企業を中心に株主志向が強まり、より短期的な結果を追い求めるようになった事も原因だと思われます。その結果、CS(顧客満足)という言葉が聞かれることはあっても、ES(従業員満足)が軽視されている会社が本当に多かった。
 
わたし自身、他業種での経験があったからこそ、気づけた事でした。経営者としては甘い考え方だとお叱りを受けるかも知れませんが、自分はそんな会社の社長はやりたくない…。

やるならば、社員の「心の豊かさ」と「経済的な豊かさ」を追い求める会社の社長をやりたい…。
こんな会社をみんなで作り上げたい…。
 
そんな私の思いに社員も答えてくれています。

※余談ですが…
令和の時代に入り、今では多くの会社がESなどの価値観を大切にされるようになりました。一人でも多くの人が、人並みの努力によって人並みの生活ができるような社会になればいいですね。少し横道にそれますが、私自身、本当はESなどの外国語を使っていて恥ずかしいと思っています。ESと言ってしまうと西洋の価値観のように受け取ってしまいますが、日本は昔から人を大切にする国柄でした。少し飛躍した例えになりますが、平安時代の万葉集には、「天皇」の歌と共に「よみ人しらず」とされる一般庶民の歌が一冊の歌集にまとめられています。西洋ではありえない事ではないでしょうか。一般庶民が歌を歌える教育水準、平和。そして天皇の歌とすら同列に一冊の本に庶民の歌が掲載される公平な社会。平安時代に女流作家が登場された事も、冷静に考えると日本の特殊性だと思います。平安時代と言うと1000年以上も前の話になります。ここで挙げた万葉集や平安文学などは一例でしかありませんが、当社では、日々の仕事の合間に、このような日本のすばらしさを社員と一緒に勉強しています。
今、多くの価値観が海外から日本へ持ち込まれていますが、その多くが既に日本の精神性や社会面で既に仕組みとして対応できていたような事が多いと言われています。そういう事をみんなで学び、日本人として自信を持って生きていけるようになりたいと願っています。

あなたの仕事

アナログ技術といっても、溶接や塗装だけが仕事ではありません。お客様から届いた図面を基に、必要な材料を加工し、溶接技術で製品を組み立てていきます。
 
習熟していただく技術を大まかに説明すると…
  • 図面を読む力
  • 道具、機械の操作方法
  • 溶接、溶接によるヒズミ取り技術
  • 仕上げ技術(グラインダー技術)
  • 塗装下地・塗装技術

これらの技術は、半年や1年で身につくものではありません。一通りの簡単な仕事ができるまでに、早くても5年はかかります。その間、先輩社員が丁寧に指導しますので安心して技術を身に付けてください。
 
これらの技術の基礎を身に付けて頂いた上で、実際の筐体の製作を始めます。OJT形式で丁寧に指導させて頂きますが、職人技術にマニュアルはありません。体で覚えて頂くことになります。
 
※ケガについて
当社に限らず、金属加工の道具や機械は、本人の不注意等で扱い方を誤ると大ケガをします。
緊張感を持って仕事に取り組める方のみご応募下さい。

※経験に関して
中途半端な経験よりも、全く未経験の方がしっかりと技術を身に付けることができます。当社のベテラン技術者も前職は様々です。
 
※経験よりも大切な事
当社の仕事の8割はオーダーメイド品で、日々さまざまな仕事を製作しています。単なる流れ作業のような仕事はありません。そのため、一人一人の自主性が重要になってきます。

仕事環境について

金属加工業特有の油まみれ・鉄粉まみれにならないように毎日の全体清掃で、キレイな工場を維持しております。(当たり前のことですが…)
寒冷地なので、冬季は一人に一台ずつストーブを用意しております。
休憩室(食堂)もあります。食堂ではみそ汁、コーヒーも飲めます。
株式会社プラントリイ
〒671-3202
兵庫県宍粟市千種町黒土80番地
TEL.0790-76-2250
FAX.0790-76-3572
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